RINRI SDGs

SDGs先進的事例紹介(1)

「ペットボトルキャップ運動」プロジェクト

SDGs活動として直接関わる事例を紹介させて頂きます。20年以上前に提唱させて頂き日本版SDGS s先駆けと言われる「ペットボトルキャップ運動」(以下、キャップ運動)と「空き家活用による子供食堂(みんな幸せ食堂)の事例です、「キャップ運動」は2002年から始まり、日本SDGsの先駆けと評価されています。提唱者として同運動の目的を述べます。「キャップ運動は集めるだけでは無く、海にプラスチックを流出させない運動であり、地球を我が家、全員が家族」が目的で2022年12月に20周年を迎えました。きっかけは、自分自身の体験としてシングルマザー世帯で育ち中学二年で母が他界。「社会に育てて頂いた」経験がダイバーシティー(多様性を認め合い、分かち合う)や「貧困」等、子供の未来への拘りに繋がっています。同運動の始まりを紹介します。2002年師走に高田馬場商店街を歩いていると「アトムが間もなく高田馬場で誕生」のポスターが貼られていました。不思議な体験としてポスターの下に落ちていたキャップから声が聞こえました。『僕らを捨てないで!地球(海)を汚したくないんだ。生まれ変わって地球の役に立つから』と聞こえた気がしました。今でも鮮明にその言葉が蘇ります。地球のために「正義の味方鉄腕アトム」が気づかせたのかも知れません。ポスターの下に落ちていたキャップなどプラスチックが年間800万トン以上も海に流出し生態系を壊しているのが現実です。「キャップ運動」はいまでは全国約4,000万人が活動する国民参加型運動となり、2015年SDGsが国連で採択される遙か前から「もったいない」などの日本的価値観を基底とした地球未来活動です。SDGsは、「経済性と社会性の両立」の実現が鍵です。一般的なボランティアだけに留まらず当事者意識を持ち地域経済の活性化に繋げる行動が重要です。「SDGs活動は生活習慣の見直しと棚卸」が要です。

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