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日本語の価値を現す3大語彙 MOTTAINAI OKAGESAMADE OTAGAISAMA

日本語の価値を現す3大語彙

英国の学校教育に、仏語にとって代わり日本語が取り入れられるというニュースが飛び込んできた。英国はEUを離れ、アジア、それも日本に目を向けてきたようです。

世界一素晴らしい言語である日本語に埋蔵されている未知未踏の価値を発掘する研究を始めて20年が過ぎました。わが研究所が現代語で使われている日本語人的価値を現す語彙は、

1.もったいない

2.おかげさまで

3.おたがいさま

を挙げております。三大価値の語彙です。この三つのコトバは、外国人に理解して貰うには中々難しいようです。そこで、インターネットにある翻訳アプリを使い英語への翻訳を試してみました。世界のコトバを整理すると云っているGoogle翻訳アプリを使用してみました。

一年くらい前、「もったいない」は、「Waste」(無駄)と訳されていました。しかし、最近、再度、「もったいない」を翻訳するとなんと「Mottainai」となっています。

 

これは、かのGoogleが“日本語に降参”したと云えます。英語には「もったいない」という概念がないため、「Mottainai」とそのままアルファベットにしたのであります。「Mottainai」は国連の地球環境保護の標語になっていることは有名です。国連職員のマータイ女史が、世界中の言葉から地球環境保護に相応しい言葉を探し求めて、やっと「もったいない」に辿り着いたのでしょう。節約や削減、再利用という概念では地球環境保護は不可能と感じたのでしょう。マータイ女史は素晴らしい感性の持ち主だったのです。そこには日本人が提案した形跡はないようです。

 

次に「おかげさまで」は、「Thanks to you」となります。日本語人としては驚きが否めません。「おたがいさま」は「Each other」。「おたがい」は「Each other」ですが、「おたがいさま」はその概念がないわけです。

 

翻訳とは文化や価値観の変換ですから、他国に無い日本独特の価値観や文化は、変換できないということになります。日本語には「英語にできない言葉・語彙」が非常に多いのです。たったの6文字の言葉ですが、そこに埋蔵され包含されている意味は、英語などで説明するには、おそらくA4で数枚が必要となる解説文になると想います。

2021.04.01

理事・研究開発統括 長谷川博彰

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